意味ブロ - ちょっと難しい言葉の意味まとめ

なんか最近よく使われるけど、この漢字の意味は何?そんな問題を解決するブログです。
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「キュレーションメディアが多くなってきた」

最近IT系のニュースでよく見かけるカタカナ語です。
英語では「curation」。最近できた用語のようで、英和辞典にはありません。


<キュレーションの意味>

これは、

「収集して管理する、世話をする」

という意味の言葉で、IT用語としては、

「ネット上のコンテンツを収集し、独自に編集して提供するサイト(まとめサイト)」

という意味で使われています。


もっと言えば、「パクリサイト」や、「無断転載サイト」などとも呼ばれています。
著作権的に違法なサイトがほとんどで、何かと話題にはなりますが、人気が高いサイトです。
パクられた側には恩恵が無いことがほとんどなので、批判の的でもあります。
実際に訴えられて賠償金を支払うケースもあるので、
安易にキュレーションサイトを作るのは止めておきましょう。


代表的なキュレーションサイトとしては、「NAVERまとめ」があります。
その他、個人としては「2ちゃんまとめ」が有名で、無数に存在します。
企業が堂々と法律違反を行い成功する、なんとも不思議な現象です。
Googleも似たようなものですが、恩恵が大きいので受け入れられていると思います。


キュレーションの名詞型としては「キュレーター(curator)」で、
「学芸員・館長」という意味で使われています。「収集し管理する人」です。
実際には名誉ある職業ではありますが、ネット上ではそうでもないので、
「私はキュレーターです」というのは止めた方が良いと思います。


<キュレーションの使い方>

・観光情報を見やすくまとめている旅行キュレーションサービス。

・キュレーションプラットフォームの「MERY(メリー)」が買収された。

・人気記事をキュレーションして届けるサイトです。


以上、キュレーションの意味でした。

何事でも、自分さえ良ければ良いというものではなく、
相手の気持ちを考え、お互いが気持ちよくなる仕事をしていきたいものです。






「世界的なハレーションが起きた」

元々は写真などの用語でありますが、
その意味から転じて一般でも使われています。
英語では「halation」。


<ハレーションの意味>

これは、

「強い光が当たった部分の周囲が白くぼやけて写る現象」

という意味になります。


本来は暗い箇所なのに、光が強すぎて暗部まで明るくなってしまうことを意味します。
正式には「レンズフレア」と言うようです。(さらに詳しくは別物のようですが)

<ハレーション>
320px-Lens_Flare.jpg
※wikipediaより引用


とりあえず、このハレーションの意味は良いとして、
この意味から転じて、

「強い影響により、他にも影響を及ぼす」

という意味で使われます。

ここだけの話しなのに、影響が大きすぎて日本中が影響を受けるなど、
関係ない他にも広まること全般を意味します。
ただ、元が悪いことなので、悪い影響が広まることに使われます。

あまり使われることはないですが、知っておくと良いと思います。


<ハレーションの使い方(一般としての)>

・社長退陣によるハレーションが心配だ。

・首相の発言がきっかけで、地方にハレーションが起きた。

・ハレーションが起こらないよう、内密に処理を行う。


以上、ハレーションの使い方でした。

無理してカタカナ語として使う必要は無く、
「他への影響」など普通に書くのが良いでしょう。







「プロパガンダ機関と批判強まる」

政治的なニュースでよく見かけます。
読み間違いに要注意。英語では「propaganda」。


<プロパガンダの意味>

これは、

「特定の考えを押しつけるための宣伝」

という意味になります。


冒頭の例文はアメリカにある中国系の大学がプロパガンダであると批判が強まり、
相次いで閉鎖に追い込んだものです。
日本ではこのあたりは自由なところがありますが、アメリカは敵には厳しい。


語源はラテン語の「繁殖する」という意味の言葉。
「思想を繁殖」という意味で使われ、「普及させる=宣伝」という意味にもなりました。

政治的に行う宣伝に使われることが多く、
「この思想でありなさい」という教育もプロパガンダとなります。

元はキリスト教の信仰において使われた言葉のようなので、
悪い意味で生まれたものではないですが、現在はどちらかというと悪い意味が強いです。
詳細はwikipediaをどうぞ。


<プロパガンダの使い方>

・プロパガンダ映画を作る。

・我々は異教徒のプロパガンダに屈しない。

・政治的なプロパガンダと非難が集中した。


以上、プロパガンダの意味でした。

皆がこの思想であれば良いのに、と思ってしまうこともまた人間ですが、
いろいろな思想があるからこそ、繁栄してきたのではないかと思います。
共に認め、許し合うような世の中になってほしい。






「ほぼ同じ場所に設置されるニアミスが起きた」

航空用語としても良く見かける言葉です。
和訳となる単語がなんとも難しい。
英語では「near miss」。


<ニアミスの意味>

直訳すると、

「近付く失敗」

という意味になります。


この意味から様々な業界用語として存在します。


航空用語:飛行機同士が空で接触しそうになるほど接近する(異常接近)。

軍事用語:至近弾、近接弾着。

ビジネス用語:ミスになるあと一歩のところ(ヒヤリハット)。

一般:近づけたらいけないものを近づける、または近づいてしまったもの。



その他にもいろいろありますが、
「近づいたための失敗」と考えると意味がわかります。


使われ方と意味の説明をします。


<ニアミスの使い方>

・小惑星、地球とニアミス。
(地球に当たりそうになるほど近づいた)

・ニアミスもさせまいとする気遣い。
(会ったらいけない人に近づかないように)

・今日のロトは数字が一つずれただけのニアミスだった。
(とても接近したという例えで使われています)


以上、ニアミスの意味でした。

多くのニアミスがありますが、完全なミスになるのはごくわずか。
ニアミスがいつか大事故になると考え、小さなミスから対策を考えていきたいものです。







「巣鴨プリズンに拘留されていた」

カタカナ語が使われることはほとんどありませんが、
海外の映画などではたまに見かけると思います。
英語では「prison」。


<プリズンの意味>

これは、

「刑務所、拘置所」

という意味になります。


昔の言い方では「監獄(かんごく)」となります。

冒頭の例文は和訳すると「巣鴨拘置所」となります。
戦後にGHQが取り上げて、英語として「Sugamo Prison」と呼ばれたものです。
詳細はwikipediaをどうぞ。


ついでなので施設名での役割の違いを簡単に説明します。

<刑務所>

刑が確定し、服役することになった人を収容する所。


<拘置所>

刑が未確定の被疑者・被告人の身柄を拘束する所。


<留置場>

警察に逮捕された人などを、逃走防止や取調べをするために身柄を拘束する警察署にある場所。



・・・お世話になることがないよう、常に冷静を心がけて生きていきたい。



<プリズンの使い方>

・大ヒットドラマ「プリズン・ブレイク」。

・毎年恒例の「プリズンコンサート」が行われた。

・巣鴨プリズンから釈放された人を描く映画。


以上、プリズンの意味でした。

プリズンは監獄全般を意味するので、意味が通じにくい。
素直に漢字で表すのが良いでしょう。





「カタルシスを感じる」

映画の説明などでよく見られるカタカナ語です。
忙しい日々を過ごす人も、時々カタルシスは必要かもしれません。
これはギリシャ語で「katharsis」です。


<カタルシスの意味>

これは、

「精神の浄化」

という意味です。「排泄」という意味もあります。


具体的には、

「物語等に感情が移入することで、心の中にある抑圧された負の想いが解き放たれる」

という意味になります。


悲劇や映画等を見た感想としてよく使われますが、
語りかけなどで心の奥にある負の想いを表に出し、気持ちを楽にするという意味でも使われます。


元々はギリシャの哲学者「アリストテレス」により使われた言葉。
「悲劇は心の中の恐れと哀れみを呼び起こして精神を浄化する効果がある」と論じ、
「カタルシス論」として一般的に広まったようです。


精神的な医療としてもカタルシスは活用されており、
様々な問いかけなどにより心に埋もれている気持ちを表に出し、
解放することで心を楽にするという治療です。

「話して楽になりました」という声はよく聞きますが、まさにそれですね。


誰にでも心の奥に秘めている想いはあると思いますので、
よく話しを聞くよう心がけたいものです。
特に女性は話を聞いてもらうだけでもスッキリすると言われます。
やや苦痛に感じる人もいると思いますが、相槌を打ちながら聞くようにしたい。


<カタルシスの使い方>

・すがすがしいほどのカタルシスを得られる映画。

・カタルシスを感じてしまう良質な作品集。

・カタルシス効果がある問いかけを考案する。


以上、カタルシスの意味でした。

言葉は難しいですが、誰もが経験し理解していることだと思います。
私は悩んでもすっきりしないことが多いので、自然と積極的に会話をしています。
ずーとネットで検索して人の言葉を見ると、逆に悩むことが多いので気をつけよう。





「消費社会のアンチテーゼとして誕生した無印良品」

Aさん:今じゃそうは思えない雑貨屋さんだけどなぁ。
Bさん:・・・まぁ意味はどうでもいいや。

と、意味がわかる人とそうでない人が生まれるようなことはあってはならない。
そのテーゼでこのブログを書く。
テーゼは英語ではなくドイツ語となり、「These」と書きます。


<テーゼ・アンチテーゼの意味>

これは、

「定立(ある問題についての肯定的な主張。またはその判断・命題)」

という意味になります。
※肯定的(こうていてき):物事を正しいと認めるさま


簡単に言うと、「正しいと認める主張」です。
よって「アンチテーゼ(Antithese)」はその逆で、
「反定立(正しいと認める主張に対する否定的な主張)」という意味です。


エヴァンゲリオンの主題歌で「残酷な天使のテーゼ」という歌詞がありますが、
これは「残酷な天使の命題」という意味になり、
「天使に与えられた(または天使が考えた)残酷ではあるが正しい命題」、という意味になります。


テーゼは哲学用語として、問題に対する正しい主張を意味する言葉でも使われます。
ヘーゼル弁証法というのが有名で、「テーゼ」、「アンチテーゼ」、「ジンテーゼ(総合)」の3つで弁証します。
※弁証:ある事柄を論じて証明すること

この弁証法としての使い方は詳しくないため、興味ある方は詳細は検索等で調べてみてください。


最後にまとめ。

テーゼ:肯定的な主張・命題
アンチテーゼ:テーゼに対する否定的な主張

です。


冒頭の例文は、物を作れば売れるということがテーゼだった大量消費時代に、
それではいけないというアンチテーゼの考えで誕生した、という意味になります。
今では海外出店するなどすっかり大きくなって凄い。
良い物と見せて安く売るという、商売の基本は強いなと思います。


<テーゼ・アンチテーゼの使い方>

・リーマン的生き方へのアンチテーゼはどの時代も若者を魅了するようだ。

・指揮官の持っている器量とテーゼが進める上で重要だ。

・日本国民に向けアンチテーゼを唱える。


以上、テーゼ・アンチテーゼの意味でした。

多くの人が参加する会議等でどうしても使いたいのであれば、
資料に「テーゼ(肯定意見)」など和訳を一度載せた方が良いと思います。
老若問わずカタカナ語乱用を嫌う人は多いので、意味の説明はマナーでもあります。
誰もが気持ち良く、と。なかなか無理な問題も多いですが、基本概念として持っておきたいです。






「良品計画がレコメンドシステムを刷新」(この使い方の是非は後述)

ビジネス用語としてよく使われるカタカナ語です。
「リコメンド」とも言います。発音がリともレとも言えないのでこうなります。
英語では「recommend」。


<レコメンドの意味>

これは、

「勧める、推薦・推奨する」

という意味になります。


ビジネスでは特定の顧客に興味がある商品等を推薦する意味でも使われます。
冒頭の例文がそれにあたり、客の購入履歴などから次に購入するものを分析し、
ネット上等でその商品を勧めるという仕組みです。

レコメンドは動詞なので、「レコメンドする(推薦する)」という使い方になります。
名詞は「レコメンデーション(recommendation)」です。
ということは、「リコメンデーション」とも読みますので注意。
この名詞もビジネス用語として使われています。

カタカナ語としてはこの動詞と名詞の使い分けがやや曖昧です。
冒頭の例文も「レコメンデーションシステム」とも使われています。
こちらが正しいと思いますが、レコメンドが名詞化してきているので、なんとも言えません。
下記の用例が動詞の普通の使い方ということは知っておきましょう。


<レコメンドの使い方>

・商品をレコメンドし合うことが目的のツールです。

・独自のアルゴリズムでおすすめの記事をレコメンドする。

・利用シーンに合わせて料理をレコメンドするアプリ。


以上、レコメンドの意味でした。

レコメンドしてくれるのはありがたいのですが、
いつも同じものばかり教えてくれるのはどうかなと思います。
このあたりの進化は期待したい。






「映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』」

スマホでも映画でもゲームでもよく使われるカタカナ語です。
常識レベルではありますが、多用されるので意味ブロに登録。

「ガーディアン」は「保護者、守護者、監視者」などの意味です。「ズ」で複数形。
「ギャラクシー」は英語で「galaxy」。


<ギャラクシーの意味>

これは、

「銀河」

という意味になります。


あの宇宙の銀河のことです。

ちなみに、冒頭の映画のキャッチコピーは、
「宇宙のはみ出し者たちが銀河存亡をかけた戦いに挑む」というもの。
直訳なら「銀河の守護者」です。

ギャラクシーの語源はギリシャ語の「galaxias」。
「ミルク」という意味が本来のようですが、このあたりはWikipedia(銀河)を参照ください。


ギャラクシーには銀河という意味から転じて、
「華やかな集まり」という意味でも使われています。
銀河という訳が合わない場合は、「銀河のような存在」という意味で考えると良いでしょう。


<ギャラクシーの使い方>

・ANAギャラクシーフライト好調
 (深夜発の飛行機の名称)

・スーパーマリオギャラクシー2
 (銀河が舞台)

このように、名称としての使われ方がほとんどです。
本当の銀河を表す時は「銀河」と漢字で書きます。
名称をかっこよくしたいときに使うことを検討しましょう。

以上、ギャラクシーの意味でした。






「花子とアン スピンオフ放送へ」

ビジネス用語としては良いですが、この場合は日本語で言ってほしい。
誰もがこんな言葉わかるとは思えない。
英語では「spin-off」です。


<スピンオフの意味>

これは、

「組織を飛び出し独立した組織を作る」

という意味になります。


冒頭の例文は、「"花子とアン"から独立した物語を放送へ」というような意味になります。
具体的にはサブ役を主役とした物語のようです。


この意味からビジネス用語としては、
「企業の一部門が子会社等として独立する」という意味でよく使われています。

この意味での場合、気をつけたいのが「スピンオフ」と「スピンアウト」という二つの言葉があることです。
「スピンオフ」は、親会社とある程度関係を持った状態での独立として使われます。
「スピンアウト」は、親会社とほとんど関係がない状態で独立することを意味します。


「スピンオフ」の他の意味としては、
「国の機関などが開発した技術を、民間が使える技術として転用する」という意味もあります。


なぜこれらの意味になるのか?
これは英語の意味を知ればよくわかります。

「スピン(spin)」は「回転」という意味。
「オフ(off)」は「離れる」という意味。

よって、「回転して離れる」という意味になり、遠心力で分離するようなイメージです。
そのため「派生して出来た物」「副産物」などの意味があります。
「回転」というよりも、「活発な動きにより離れたもの」と考えるとわかりやすい。

メインから離れて独立する。
そんな意味で考えていきましょう。


<スピンオフの使い方>

・スパイダーマンのスピンオフ映画。

・海外事業をスピンオフ。

・この分社化は業界最大のスピンオフとなる可能性がある。


以上、スピンオフの意味でした。

意味がわかれば使いやすい言葉ですが、
タイトルだけで周知させたいのであれば「花子とアン特別偏」「~朝市偏」など、
わかりやすくした方が良いなと思います。