意味ブロ - ちょっと難しい言葉の意味まとめ

なんか最近よく使われるけど、この漢字の意味は何?そんな問題を解決するブログです。
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「バイオレンス描写が話題に」

意味は説明するまでもありませんが、
語源とちょっとした間違いなどをご紹介。
英語では「violence」。


<バイオレンスの意味>

これは、

「暴力・乱暴・猛烈」

などの意味になります。


冒頭の例文は「暴力描写が話題に」という意味です。
※描写=びょうしゃ(描き写すという意味)

バイオレンスの語源は、ラテン語の「力で扱う」という言葉。
「バイオレイト(violate)」という動詞が元で、
それから名詞型・形容詞型などに発展しました。

その「力で扱う」という意味から転じて、
「暴力をする、法律等を犯す」などの意味になったものです。

バイオレンスはその名詞型となります。

まとめると、

動詞:violate
形容詞:violent
名詞:violence
名詞(行動系):violation


日本のカタカナ語では、
「violent(バイオレント)」と「violence(バイオレンス)」がよく使われます。

が、この使い分けにかなり間違いが見られます。
次に使われ方と意味・正しい使い方などを説明していきます。


<バイオレンス・バイオレントの使い方(使われ方)>


・○ドメスティック・バイオレンス(DV)。
→「家庭内・暴力」

・○バイオレンスアクションが売りです。
→「暴力行為」

・×バイオレンスさに定評がある。
→「暴力さ」と名詞に「さ」を付けるのはおかしい。
 形容詞型の「バイオレントさ」が正しい使い方です。

・×バイオレンスな表現が求められる。
→「暴力な表現が」になりおかしい。
 ここも形容詞型の「バイオレントな表現が」が正しい。

・○バイオレンス性も高くなる。
→「暴力性」

・○楽しいバイオレンスがたっぷり見られる。
→「楽しい激しい行為」

・○バイオレンス過ぎると話題に。
→「激し過ぎる」。

・×バイオレンスな予告編。
→「暴力な予告編」となりおかしい。
 形容詞型の「バイオレントな予告編」が正しい。


注:日本でのカタカナ語は名詞・形容詞が曖昧なので、
  英語的には間違いですがカタカナ語として間違いとは100%言い切れないところはあります。


以上、バイオレンスの意味でした。

できるだけ冷静に、平和に過ごしていきましょう。
でもそんな世の中だからこそ、バイオレントな作品が人気があるのかもしれません。


<次の言葉の意味も知ろう!>




「ブッシュ家傑作?ジェブ氏とは」

前に子供に「けっさくってなに?」と聞かれて、
なんとも答えにくかったことがありました。
二つの使われ方があるので難しいところです。


<傑作の読み方>

これは、

「けっさく」

と読みます。


<傑作の意味>

これは二つの意味があります。

1、出来栄えがきわめて優れている

2、ひどく滑稽で面白みがある


冒頭の例文は1の「優れている」の方ですね。
しかし、どちらの意味が本来なのか?
「傑作」の漢字それぞれの意味と語源を説明します。

「傑」は「すぐれる」という意味の漢字。
字源は「人」と「木の上に人を張り付ける」という意味。
「戦などによる捕虜を木に貼り付けて殺す人」を表します。
その意味から、「優れた人や結果=優れる」という意味になりました。

「作」は「つくる、なす」という意味の漢字。
字源は「人」と「木の枝を曲げて垣などを作る」という意味。
何事も土台を作ることが始まりとなるので、「作り出す」という意味全般になりました。
元々は「乍」だけの漢字でしたが、意味が広がり過ぎたので、
「人が乍」として、「人間が作る」という意味の漢字になりました。

二つを合わせると、「人が作った優れたもの」という意味になります。

この「優れた」という意味から、
「とても優れているもの」と「偶然が生んだ優れたもの」などの意味で使われます。


<傑作の使い方>

・マヌ・ディバンゴの最高傑作がCD化。

・早くも傑作ドラマの予感がする。

・そいつは傑作だな!


以上、傑作の意味でした。

一番優れているという意味ではないので、
一人の人物に多くの「傑作」と呼ばれる作品があります。
「特に優れている」と考え、使っていきましょう。




<次の言葉の意味も知ろう!>




「政府はISと接触なし 菅長官」

よく見ると不思議に思う漢字です。
なぜに虫?女?と、それぞれ意味を説明します。


<接触の読み方>

これは、

「せっしょく」

と読みます。


<接触の意味>

これは、

「近づいて触れる」

という意味になります。


その意味から転じて、

「交渉を持つ、他と関わる」

という意味でも使われいます。


冒頭の例文は、「政府はISとはまだ直接関わっていない」という意味になります。
政府の発表は信用できませんが、一応そうなっているようです。


「接触」の漢字それぞれの意味と語源を説明します。

「接」は「つぐ、まじわる」という意味の漢字。旧字体は「」。
字源は「手」と「神に奉げられた女」という組み合わせ。
その女性に手を差しだし、まじわることを意味します。

「触」は「ふれる、さわる」という意味の漢字。旧字体は「」。
字源は「角(つの)」と「牡(オス)の獣」の組み合わせ。
牡の獣同士が角で争うことを意味し、「身体の一部がふれる」という意味になります。

二つを合わせると、「触れてまじわる」という意味になります。
実際には身体が触れなくても、「会話をする」というだけでも接触と言います。
また、物同士が軽くぶつかることも接触と言います(イメージとしては触れるレベル)。

相手と繋がる、当たること全般と考えておきましょう。


<接触の使い方>

・新穂高ロープウェイ、ゴンドラ接触で客1人けが

・京成バスの路線バスに接触し転倒した。

・北朝鮮、米と非公式接触後に会見。


以上、接触の意味でした。

接触しないことには話しができないので、
双方どちらかが接触しないことには事は始まりません。
仮に2,000年前なら、海外で日本人を拘束しても家族との接触手段がほぼ無く、
このような事件はまず起こらないでしょう。

情報技術の発達で、何かと事を起こしやすくなった現代は注意が必要です。


<次の言葉の意味も知ろう!>




「安倍首相、中東には『中庸が最善』」

ニュースで時々見る程度の言葉です。
「庸」の意味を知っておき、関連語に備えたい。


<中庸の読み方>

これは、

「ちゅうよう」

と読みます。


<中庸の意味>

これは、

「考え方・行動などが一つの立場に偏らず中正である」

という意味になります。


「絶対にこっちだ!と偏らず、いろいろな考えの人がいる中で、
バランスよくやっていこうじゃないか、というものです。
「あの考えはおかしい!」と排除するような動きは止めよう、と。

日本も昔はキリスト教徒迫害などいろいろありましたが、
今となれば自由なので、きっと世界もいつかそうなるでしょう。


「中庸」の漢字それぞれの意味と語源を説明します。

「中」は「なか」という意味の漢字。
字源は「軍の中軍(大将がいる)に立てる軍旗」を表します。
殷という国の軍は、左軍、中軍、右軍という編成で、その中心を表す旗でした。

「庸」は「もちいる、つねに」という意味の漢字。
字源は「杵(きね)を両手で持つ」と「木の柵」の漢字の組み合わせ。
「木の柵に土を入れて、杵で突き固める=城壁」という意味のようです(諸説あり)。

しかし、いつしか「用(もちいる)」と同じ意味で使われました。
そして「用いることでの功=功績」という意味にもなり、また「用いられる人=並の人」ともなった。
用いるものは一定で変わらないものから、「つねに」や「偏らない」という意味にもなる。
(具体的にどうしてその意味になったかはわからない)

二つを合わせると、「真ん中であり偏らない」という意味になります。
「常に中」でも良いです。


<中庸の使い方>

・中庸をもたらす一助となるよう努め続ける。

・「中庸」を重んじる必要性を説いた。

・行き過ぎにも注意を払う「中庸」の状態を目指している。


以上、中庸の意味でした。

日本は相変わらず金銭支援ですが、どこまで効果があるのか。
人間は恨みを晴らすという本能があるため、
恨みの連鎖を断ち切るのはなかなか難しいなと感じます。


<次の言葉の意味も知ろう!>




「ビュッフェとバイキングの違い」

よく話題になる疑問ですが、
ここは意味ブロらしく根本的な意味から解説します。


<ビュッフェの意味>

これはフランス語で、元々は

「飾り棚」

という意味でした。

上段は棚、下段に扉のつく飾り棚を「ビュッフェ(buffet)」と呼ばれました。

※当時のビュッフェ

byuffe.png

http://yokoyamakagu.com/より引用

ここにちょっとした料理を置いて、
立食で食べるスタイルが流行ったらしく、
「ビュッフェ=好きに取る=立食」という意味で使われるようになりました。

ビュッフェだけでなく、カウンターでも同じようなことをしたので、
列車の簡易食堂やバーのカウンターで提供される形式の食事も意味します。
※この場合、背もたれがない椅子に座って食べるスタイルもあります。

よってビュッフェは、
「自分で料理を好きに取って立食する」
というスタイルの食事となります。


「食べ放題」という意味ではありませんが、
結果的に食べ放題であることは多いです。

日本でのビュッフェは料理を取る時は立ちますが、
食べる時は座ることがほとんどとなります。
後述する「バイキング」として使われている場合が多いので気をつけましょう。


<バイキングの意味>

バイキングは「食べ放題」を表す言葉ですが、
元々は西ヨーロッパに存在した海賊のことを表す言葉でした。
よって、料理とは全く関係のない言葉です。

なぜバイキングが「食べ放題」になったのか?
それは、1957年に帝国ホテル支配人の犬丸徹三という人が、
旅先のデンマークで目にしたスウェーデン料理「スモーガスボード」がきっかけです。

「スモーガスボード」というのはビュッフェ形式の食べ放題料理。
そのまま日本に導入しようとしたのですが、
名前が難しいという理由から違う名前を考えたそうです。

当時、「バイキング」という映画が流行っており、
その食事風景が豪快で印象的なものであったことから、
流行に乗る形で「バイキング」と命名されました。

そのため、バイキングというのは日本独自の料理スタイル名となります。
ほぼビュッフェ形式ですが、「オーダーバイキング」と注文し放題のバイキングもあります。


<日本での食べ放題の名称いろいろ>

ということで、日本ではビュッフェもバイキングほぼ同じ意味です。
ただ、「ビュッフェスタイル」では、食べ放題とは書いておらず、
「自分で取って立食するスタイル」となるので、食べ放題ではない可能性があります。

そんな名称をいろいろ集めました。

・ビュッフェレストラン
→テーブルにある料理を好きに取って食べるレストラン

・ビュッフェスタイルレストラン
→上記と同様

・デザートビュッフェ
→好きなデザートを取って食べるスタイル

・朝食ビュッフェ
→テーブルにある料理を好きに取って食べる朝食

・ランチビュッフェ
→ランチ料理を好きに取って食べるスタイル

・イタリアンビュッフェ
→イタリア形式のビュッフェではなく、イタリア料理を好きに取って食べるスタイル

・ビュッフェ・バイキング
→食べ放題がビュッフェ形式と明確にしたもの

・バイキングレストラン
→食べ放題のレストラン

・ディナーバイキング
→食べ放題の晩御飯


・・・・キリが無いので打ち切り。


以上、ビュッフェとバイキングの違いでした。

バイキングは食べ放題しかないので安心ですが、
ビュッフェはただの立食である可能性があるので注意してください。


<次の言葉の意味も知ろう!>