意味ブロ - ちょっと難しい言葉の意味まとめ

なんか最近よく使われるけど、この漢字の意味は何?そんな問題を解決するブログです。
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「役不足です」

よく「誤用」で話題になる言葉です。
漢字から理解しておこう。


<役不足の読み方>

これは、

「やくぶそく」

と読みます。


<役不足の意味>

これは、

「与えられた役に満足しない、能力に対して役目が軽すぎる」

という意味になります。


この言葉は誤用がとても多く、
「私ではその役をする能力が足りません=力不足」としたり、
「その仕事をする人が不足している」と間違っている人が半数ほどいるようです。

そうではなく、逆の「そんな役では簡単過ぎる」という意味が正解です。
そのため力不足という意味で使ってしまうと、勘違いさせてしまいます。


漢字から理解すると意味がよくわかりますので、
「役不足」の漢字それぞれの意味と語源・由来を説明します。

「役」は「与えられた仕事、国からの任務、責任ある仕事」などの意味の漢字。
字源は「道を行く」と「羽をつけた矛(儀式で使う矛)を持つ」という漢字の組み合わせ。
国を守る任務のため出発することを意味しています。

「不」は「いな、~でない(打ち消し・否定)」という意味の漢字。
字源は「花の萼柎(がくふ=雌しべの外側。「はなぶさ」とも言う)」を表す図です。
ふっくらと大きくなることから、「大きい」という意味でも使われました。
それが本来の意味なのですが、この漢字の発音が否定の発音と同じだったので、
「否定・打ち消し」の意味になったようです。

「足」は「あし、たりる、たす」という漢字。
字源は「膝から下=足」を表す図です。
「足がある=満たす」ということから、足りるという意味になりました。
また、「足す」は「満たすために行う」という意味になります。

よって「不足」は「満たしていない」という意味になります。
これに「役」を加えると、「与えられた仕事は満たさない」となり、
「役不足」は「自分の能力が満たされない仕事」を意味します。


考え方としては、「そのもので満たすことができるか?」です。
「役不足」は「役では満たすことができない」となります。
そう考えると、誤用も無くなるでしょう。


<役不足の使い方>

・彼はコーチだと役不足だろう。

・この仕事は役不足だから転職を考えている。

・役不足にならないよう気をつけて人事を行った。


以上、役不足の意味でした。

ネットのニュースでも普通に間違って使われています。
そのため、必ず勘違いをさせてしまうので使わないことをおすすめします。



<次の言葉の意味も知ろう!>




「堺雅人主演の『リーガルハイ』」

靴のブランド名としても有名ですが、
それ以外でも何かと耳にするカタカナ語です。
英語では「legal」。


<リーガルの意味>

これは、

「法律に関する、法律上の、合法的な、適法の、」

という意味のになります。


いろいろ書きましたが、リーガルは「法律」の形容詞となります。
よって「法律の」という意味全般になります。
名詞と組合わせて「法律に関する」という熟語が多く作られています。

冒頭の例文で紹介したドラマの「リーガルハイ(Legal High)」は、
「法律での陶酔・高揚」という意味になります。
「high」は「高い所」という意味ですが、転じて「気分が高い」という意味になります。

「リーガルハイ」は造語なので辞書にはありません。
よって語源や由来は本人に聞かないとわかりませんが、
「弁護士が法的に動き、自分に酔いしれる」そんな意味として作られたのでしょう。

靴ブランドのリーガルも「法律の=日本の、本物の」という意味だと思います。


その他、いろいろな熟語がありますので、
使い方と合わせて意味を説明します。


<リーガルの使い方>

・調査内容をリーガルパッドに書き込む。
 (法律用箋と言い、非正式な内容のものを書き込む場合に使う剥ぎ取り式ノート。)

・世界の名作でリーガルマインドを学ぶ
(法律の精神・心という意味。法律を筋道立てて的確に判断する能力。)

・リーガルプロフェッションに相談する。
(法律のプロという意味。弁護士など。)


以上、リーガルの意味でした。

意味が通じる確率は低そうなので日本語で言うことをおすすめします。
正しいことを言っても意味が通じないと意味がない。


<次の言葉の意味も知ろう!>




「高倉健さん死去に板東英二『あの人は寡黙でもなんでもない』」

とっさにこんな言葉が出る人は少ないだろう。
ニュースでもそう多くは使われません。

<寡黙の読み方>

これは、

「かもく」

と読みます。


<寡黙の意味>

これは、

「口数の少ないさま」

という意味になります。


「無口」と言う方が多いですが、やや悪いイメージがあるので、
「寡黙」は「口数が少ない冷静な人」というイメージで使われる気がします。


「寡黙」の漢字それぞれの意味と語源・由来を説明します。

「寡」は「やもめ(夫を失った妻=未亡人)、少ない」という意味の漢字。
字源は「家」と「喪中の女性が夫の霊を拝む」という漢字の組み合わせ。
夫を亡くして独り身になった女性を表しています。
また、転じて「少ない」を意味するようになりました。

「黙」は「だまる」という意味の漢字。旧字体は「默」。
字源は「犬」と「黒(この場合「だまる」という意味になる)」の漢字の組み合わせ。
諸説あり特定できていませんが、「喪(人の死)の際に犬を奉げて埋め、皆がだまる」となり、
黙は喪の儀式のことを表す漢字となるようです。

二つを合わせると、「未亡人が黙る」、「夫の喪」を表す言葉となり、
転じて口数が少ないことを意味する言葉になりました。

話す相手がいない、また話せる雰囲気ではない、
そんな人に使う言葉です。


<寡黙の使い方>

・男の美学を寡黙に貫いた役者。

・スウェーデンの人々はとても寡黙だった。

・秋山前監督は寡黙なリーダーだった。


以上、寡黙の意味でした。

「男がしゃべりでどこが悪いねん」という関西の番組があります。
こんな題名があるのは「男は口数が少ないのがかっこいい」というイメージがあるからだと思います。
ただ、今はコミュニケーション能力が重要視され、「よくしゃべれ」になっている気もします。

しゃべるだけでも無口なだけでも「できる男」と「かっこいい男」にはなれない。
ここは品格が問われるところです。そして最後はやはり「実力」だろう。


<次の言葉の意味も知ろう!>




「『小3から英語』中教審に諮問」

漢字マニアとしてはもっと国語を、とも思いますが、
現代は漢字よりも英語なので自然な流れではあります。


<諮問の読み方>

これは、

「しもん」

と読みます。


<諮問の意味>

これは、

「一定の機関や有識者に対し、意見を尋ね求める」

という意味になります。


自分達では判断できないようなことを、専門家に相談して解決をはかることを言います。
冒頭の例文では、小3からの英語が本当に良いものかどうかを、
専門家である中教審(中央教育審議会)に意見を求めたものです。
ただ意見を求めただけですので、最終的な判断は文部科学省になります。


「諮問」漢字それぞれの意味と語源・由来を説明します。

「諮」は「はかる」という意味の漢字。
字源は「言葉」と「神に嘆き訴える」という漢字の組み合わせ。
想いを叶えるために神の声や力を得るという意味になります。

「問」は「とう、たずねる」という意味の漢字。
字源は「門」と「口(神に祈る詞を入れた器)」の組み合わせで、
「門の前で祈り、神意を求める」という意味のようです。
その意味から、「問う」こと全般を意味するようになっています。

二つを合わせると、「神に嘆き訴えて神意を求める」となります。
現代では神ではなく、有識者など解決が期待できる人全般に使います。
個人ではあまり使われず、ある機関や組織に対して使われることが多いです。


<諮問の使い方>

・米議会の超党派諮問機関の発表があった。

・政府の経済財政諮問会議に参加する。

・指導要領の改定について諮問を行った。


以上、諮問の意味でした。

わからないことは素直に聞く。
これはとても重要ですが、誰に聞くのか?はもっと重要と思います。
いざという時のために、頼れる存在に気付くよう常に意識していきたい。


<次の言葉の意味も知ろう!>




「疑惑を指摘された閣僚」

ニュースでは曖昧な表現をするためによく使われます。
何を疑うのか?漢字の意味を説明します。


<疑惑の読み方>

これは、

「ぎわく」

と読みます。


<疑惑の意味>

これは、

「(さまざまな情報から)真偽、正・不正などのうたがい」

という意味になります。


簡単に言うと、
「さまざまな考え(心)があり、そうではないか?という疑い」です。
情報が多くあり迷う心で疑う、そんな場合に使います。


「疑惑」の漢字それぞれの意味と語源・由来を説明します。

「疑」は「うたがう」という意味の漢字。
字源は「道で杖をついた人が後ろを向く」を表す漢字。
「方向が正しいかわからず、進退を定めかねている様子」を意味する漢字です。
この意味から「合っているかどうかうたがう、あやしむ」などの意味になりました。

「惑」は「まどう、まどわす」という意味の漢字。
字源は「心」と「国」の漢字の組み合わせ。
「国」に「様々なもの」という意味があり、「多くの中の一つ」という意味でも使われます。
「或いは(あるいは)」や、「或る(ある)」とよく使います。
この意味から、「さまざまな心」という意味になります。

二つを合わせると、「さまざまな心で疑う」となります。
正しいのか?嘘なのか?そんな気持ちを持つ時に「疑惑」と使います。


<疑惑の使い方>

・これにて疑惑は払拭されるのだろうか?

・不正疑惑の捜査を強化すると発言した。

・嘘ではないかという疑惑が浮上してきた。


以上、疑惑の意味でした。

情報社会な今、嘘や内緒話は隠し通すことは難しくなっている気がします。
今の政治問題も、昔はばれずに通用してきた手段なのかもしれません。
嘘、不正はばれるものとして行動していきたいものです。



<次の言葉の意味も知ろう!>