意味ブロ - ちょっと難しい言葉の意味まとめ

なんか最近よく使われるけど、この漢字の意味は何?そんな問題を解決するブログです。
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「ワタミ ブラック風評を陳謝」

謝ることだとはわかりますが、
「陳」がどんな誤り方なのかを知るべく解説します。


<陳謝の読み方>

これは、

「ちんしゃ」

と読みます。



<陳謝の意味>

これは、

「事情を述べてあやまる」

という意味になります。


ワタミはブラックと呼ばれる事柄全般について、
事情を話して謝ったようです。


陳謝の漢字それぞれの意味と、語源・由来を説明します。

「陳」は「つらねる・並べる・のべる」という意味の漢字です。
字源は「神が使う梯子(はしご)」と「穀物等を入れた袋」という漢字の組み合わせ。
神が使う梯子に供え物を並べることから、「つらねる」という意味になったものです。
ただつらねるものではなく、神のためにつらねるものです。
そのような神への供え物を「言葉」に変えて、「述べる」という意味でも使われます。

「謝」は「あやまる・礼を言う」という意味の漢字。
字源は「言葉」と「弓で矢を放つ」という漢字の組み合わせ。
話すことにより自信の緊張が解ける=言いたかったことを言った=お礼や謝り、
という意味になります。

二つを合わせると、
「相手のために心の中にある言いたかったことを言い並べた」という意味になります。

箇条書きのように、複数の事柄をつらねて謝ることになります。


<陳謝の使い方>

・やじ問題で浅尾代表に陳謝。

・赤字が続いていることを陳謝した。

・石原氏「金目」発言を陳謝。


以上、陳謝の意味でした。

陳列(ちんれつ)のようば意味で考えましょう。
罪と思えば謝罪(しゃざい)と、いろいろ謝る言葉は使い分けることが大切です。

<次の言葉の意味も知ろう!>




「米『TPP日本抜き妥結を』」

なかなか難しく翻訳したなと思います。
短く伝えるには難しい言葉を使うのは仕方が無いのでしょう。


<妥結の読み方>

これは、

「だけつ」

と読みます。


「妥協(だきょう)」の方が有名な言葉なので、
読み方は想像が付くと思います。


<妥結の意味>

これは、

「利害関係で対立している者が互いに折り合って約束を結ぶ」

という意味になります。


よって冒頭の例文は、
「TPPは日本を除いた話し合いで、折り合い付けを」
という意味になります。

TPPはそれぞれの国が有利になるよう話しを進めたいのですが、
一方が有利だともう一方が不利になったりするので、
完全な理想ではない方向で話を進め、合意を目指そう、というものです。
簡単に言うと、「お互いに妥協して話しをまとめよう」です。

この話しは、日本が理想を曲げず折れないので、
日本がいると話がまとまらないのでやむを得ず無視するべきだ、という考えですね。


妥結の漢字のそれぞれの意味と語源・由来を説明します。

「妥」は「おだやか」という意味の漢字です。
字源は「上から差し伸べた手」と「女性が座る姿」の漢字の組み合わせで、
「女性に優しく手を差し伸べて座らせる」という意味になるようです。

「結」は「むすぶ、まとめる、約束する」という意味の漢字。
字源は「糸」と「しっかり締める」という漢字の組み合わせ。
「糸で固く結ぶ」という意味になります。

二つを合わせると、
「優しい手を差し伸べてまとめる」というような意味になります。

なんともおだやかな、平和な漢字です。


<妥結の使い方>

・2015年中の妥結を目指す。

・取引卸売業者全社と妥結したと発表した。

・9日に妥結できるかが焦点となっている。


以上、妥結の意味でした。

最初はお互いの理想などを聞き、
全ての理想を実現させるよう考えるのが筋ですが、
やはりどうしても無理な場合があります。
妥結しないと決裂ということにもなりますので、妥結は重要な考え方です。


<次の言葉の意味も知ろう!>




「キャバクラ演奏は著作権侵害」

なかなか衝撃的なニュースですね。
勝手に人の曲を使って収益を得ると違法ということになります。
漢字がいろいろありますが、この中でも「侵害」を解説します。


<侵害の読み方>

これは、

「しんがい」

と読みます。


<侵害の意味>

これは、

「他人の権利・領土などをおかして損なう」

という意味です。


冒頭の例文だと、
「キャバクラ演奏は著作権を侵して損なった」という意味になります。


侵害の漢字それぞれの意味と、語源・由来を説明します。

「侵」は「おかす・他人の領域に入り込む」という意味の漢字です。
字源は「人」と「ほうき」と「手」という漢字の組み合わせ。
ほうきに酒をかけて振り、酒によりその場所を振り清めることを意味し、
その酒気が場に満ち渡ることから、次第にその場所を侵す(おかす)という意味になるようです。

他の説としては、「ほうきで掃き進む=じょじょにおかす」という説もあります。
どちらにせよ、侵していく行為には違いありません。

「害」は「そこなう・わざわい」という意味の漢字。
字源は「祈りの際に使う器」と「大きな針で刺す」という漢字の組み合わせで、
その器の効力を無くすことを意味します。
祈りの効力が無くなることで、「災い」「損なう」という意味になります。


二つを合わせると、
「人の行為により侵して損なう」という意味になります。


<侵害の使い方>

・液晶ディスプレー関連の特許を侵害したとして提訴した。

・人権を侵害されたとして訴えた。

・このブランド名は当社の権利を侵害している。


以上、侵害の意味でした。

侵すだけならそう問題になることはないですが、
害すると大きな問題になります。
ここは気をつけましょう。


<次の言葉の意味も知ろう!>



「ヤジ問題 数の論理に抗せず」

あまり聞かない言葉ですが、漢字の意味だけでもと紹介。
ヤジ(野次)は説明済み。

<抗せずの読み方>

これは、

「こうせず」

と読みます。


<抗せずの意味>

これは、

「さからわず」

という意味になります。


「抗」は「さからう・ふせぐ」などの意味の漢字です。
字源は「手」と「人が真っ直ぐ立つ姿」という漢字の組み合わせのようです。
その意味から、「立ち向かう」という意味全般になりました。
※ただ、字源は諸説あり、辞書によって違います。

よって「抗せず」は、「さからわず」という意味になります。
「立ち向かわず」などの訳でもいいです。


ちなみに、「抗」は訓読みで「あらがう」という読み方もあります。
「抗う」、「抗わず」という使われ方だと、「あらが」という読み方なので注意しましょう。
「従わないで争う」という意味で、「抗する」意味は同じです。


<抗せずの使い方>

・世論に抗せず指名辞退。

・イギリス軍に抗せず撤退を余儀なくされた。

・あまりの迫力に抗せず、受け入れた。


以上、抗せずの意味でした。


<次の言葉の意味も知ろう!>




「新液晶で見せたシャープの矜持」

漢字の意味を知って使っている人は少なそうです。
なかなか難しい。


<矜持の読み方>

これは、

「きょうじ」

または、

「きんじ」

と読みます。


正しいのは「きょうじ」で、
「きんじ」は慣用読みです。


<矜持の意味>

これは、

「自分の才能を誇り、自信を持って堂々と振る舞う」

という意味になります。


辞書には「自負」「プライド」という意味も書かれています。

冒頭の例文は、
「新液晶で見せたシャープの強い自信」というような意味になります。


矜持の漢字それぞれの意味と語源・由来を説明しますs。

「矜」は「あわれむ、ほこる」という意味になります。
字源は「矛(ほこ)」と「今」になりますが、よくわかっていません。
説文解字という最古の漢字字典には「矛の柄(棒の部分)」と解説されています。
最近の漢和辞典で字源の説として見たのは次の二つ。

1、「今」は「覆う」という意味から、矛を覆うところ=柄という意味という説。
2、「今」は似た発音の「槿(キン・むくげ)」という木のこととして、柄を意味する。

どちらも矛の柄に当てはめることはできますが、
ではなぜ「あわれむ・ほこる」という意味になるのか?

「槿」という木の花は朝に咲いて夕方にしぼむことから、
「はかない」という意味もあります。
よって、「矛」と「はかない」で、「武力などはかないものだ」と
あわれむような意味になったとも考えられます。

「ほこる」については、矛の柄を持った自信の意味になるでしょう。
また、武力もはかないという意味に転じたのかもしれません。

そんなところで、現在は詳細不明です。


「持」は「持つ」という意味。
字源は「手」と「寺(保つ)」で、「手で持つ」ことを意味します。

が、矜持の場合は「矜恃」という漢字が元々のようです。

「恃」は「たのむ」という意味の漢字。
字源は「心」と「寺(保つ)」で、「心の中に保つ=頼る」という意味になります。


よって二つを合わせると、
「頼りにして誇る」という意味になります。


心の中に自信の元となるものがあり、
それが原動力として現れる行動のことですね。


<矜持の使い方>

・武士としての矜持を持ち続ける。

・デマを流され矜持を傷つけられた。

・彼の発表は矜持を感じさせられるものだった。


以上、矜持の意味でした。

誇りはいつか哀れみになるかもしれない。
その気持ちで常に成長していきたいものです。

<次の言葉の意味も知ろう!>